OUR WORKS
私たちの仕事
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テレビに映らない世界の仕事、
少し覗いてみませんか。
テレビ番組をつくる方々を、裏で支える。
決してテレビには映らない世界で活躍している私たちの仕事を、いくつかご紹介します。
■ 統合型放送機材管理支援システム ■
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■ タクシー乗車支援システム ■
*お客様の困りごと*
・ 数えきれないほど放送機材があり、全体が把握できない
・ 人気のある放送機材は利用希望者がバッティングしてしまう
・ 機材のメンテナンス状況などがパッとわからず、使おうと思ったらメンテナンス中だった
・ 放送機材ごとの利用率や故障率は、把握しようにもそもそも情報が存在しない
・ 緊急取材の際には一刻一秒を争うためいちいち利用登録とかしていられない
*解決案*
すべての放送機材の情報を、名前、保管場所にとどまらずその外観写真や取扱説明書に至るまですべて統合的にデータベース化し、誰が・どこで・いつまで使う予定なのか、利用できる状態なのかについて、いつでもどこからでもすぐに確認・共有ができる場所をつくる。
*開発したシステム*
WEB上で放送機材の情報と利用状況、メンテナンス状況が一目でわかるシステムを開発。機材にはQRコードや RF – IDタグ(非接触タグ:電波を用いているので距離が離れていても読み取り可能)を貼り付け、それをスキャンすることで機材の出入りをチェック、機材がいまどこにあるのかをリアルタイムで把握可能にした。機材の予約調整機能や運用実績の把握・出力機能、大型タッチパネルでの持出登録機能など、放送機材にかかる全ての機能を統合的に盛り込んだ。
*お客様の困りごと*
・ 報道機関なのでタクシー乗車が多く、その利用がルールに則っているかを把握しきれない
・ 専用のタクシー乗車券があるが、記入項目が多く利用が面倒
・ タクシー会社もテレビ局ごとの専用タクシー券があって精算処理が大変
*解決案*
紙のタクシー乗車券を廃止してスマホで乗降車出来るようにする。タクシーの利用情報はすべてデータベース化して、利用状況の確認、タクシー会社の精算両方に活かすようにする。
*開発したシステム*
タクシー乗車申請、上司の承認、実際にタクシーの乗降車までスマホでできるようにした。一般的に普及しているタクシー配車アプリとも連動して、乗降時はスマホをタップするだけでスムーズに利用が可能になった。タクシーの利用実績情報に勤務情報と乗降時の位置情報を自動的に掛け合わせ、ルールに則っていない利用の場合はアラートが表示、通知されるようになっている。タクシー会社も対象月を指定してボタンを押すだけで請求明細が出力されるようになったため、精算処理が劇的に省力化された。
■ 文字起こしシステム ■
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*お客様の困りごと*
・ 番組の編集に文字起こしはどうしても必要だが、ディレクターが自分でやるには時間が無い
・ 外注するにしても編集前素材を放送局の外に出すのはセキュリティ基準的に難しく、リスクが大きすぎる
・ 緊急のニュースなどではとにかく時間が無く、一刻一秒でもはやく文字起こしがほしいことが多い
*解決案*
放送センター内に文字起こしシステムを導入し、放送素材を外部に出さずに文字起こしできる、使いやすい文字起こしシステムを提供すると共に、どうしても完璧にはならないAIによる文字起こしを補完するための体制も整える。
*開発したシステム*
NHK放送技術研究所の開発した高性能AI文字起こしエンジンを組み込み、利用者にわかりやすい文字起こしシステムをテレビ局内に設置、局内から誰でも利用できるようにした。素材をアップロードすると文字起こし結果を返してくれるオフライン機能と、いま流れている映像をそのまま文字に起こし、複数名同時に手直しできるリアルタイム機能がある。さらにこのシステムを利用して文字起こし結果を修正、整形する字起こし支援センターを東京の放送センター内に開設した。